モバイル端末のソフトウェア
フィーチャーフォン・スマートフォンのソフトウェアの種類
オペレーティングシステム
キーからの入力、着信音の鳴動、ディスプレイの表示など入出力を司り、実行中のプログラム管理を行いユーザーへ動作環境を提供する
ミドルウェア
アプリケーションが動作する時に、OSとアプリケーションの橋渡しをするソフトウェアです。主な機能に以下のようなものがあります。
Java実行環境
- フラッシュ再生環境
- ユーザーインターフェイス
- 通信制御
- 音声処理
アプリケーション
使用目的別に作られたソフトウェア。出荷時からインストールされているものと、ユーザーがインストールするものがある。
アプリケーションプロセッサ
アプリケーションに関するソフトウェアについては、ソフトウェアが通話や通信機能の妨げにならないように通信制御用のプロセッサとは別のアプリケーションプロセッサで制御するのが一般的である。
モバイル端末のOS
フィーチャーフォン向けのOS
これまでは米国のQualcomm社が開発したBMP OSや英国Symbian OSが主流でしたが、現在ではAndroid OSを使用しながらも操作性を従来のフィーチャーフォンに近づけたタイプが主流になっています。
スマートフォン向けのOS
Windows Phone OS
Microsoft社が組込機器向けに開発したOS。Windows10 Mobileでは「Universal Windows Platform(UWP)」と呼ばれるアプリケーション実行環境が導入され、パソコンで作ったアプリケーションも動作させる事が可能になった。Android OS やiOSで作ったアプリケーションを取り込むためのツールも用意されており、パソコンやスマートフォンの共通化を目的とした設計がなされています。
Android OS
Google社が開発したOSで、Linuxカーネルを使用しJavaベースのアプリケーション実行環境を採用している。アプリケーションがJavaプログラムの仮想実行環境で動作するので、開発者はLinuxカーネルを意識しなくてもプログラム開発が出来る。
iOS
Apple社が開発したOS。アプリケーションがObjective-C / Swiftというプログラム言語を使ってネイティブコードの形で開発されているので高速に動作する。
- 最終更新:2017-04-23 22:48:48